何気なく、今年を振り返る2なのであ~る。
それは夏。
今年の夏も何度か葡萄泥棒が現れた。
2年前に現行犯で捕まえたあのお爺さんか?
それであれこれ泥棒よけに手を尽くしたのだが
葡萄泥棒を捕まえることはできず、結局ほとんど
葡萄の房は食べられてしまった。
そんな9月上旬の朝。
洗面所の窓を開けると向こう側に動物がいた。
猫?
んにゃ、猫じゃない獣だ、と思ったら
腰が引けてしまった。
狸のようだが・・まさか・・こんな場所に狸が?
顔は一瞬だったが猫よりも毛がフサフサで尻尾は大きく
縞々だったのが印象的だ。
翌朝も洗面所の窓を開けると向こう側にまたその獣が
いたので我が家の重鎮を呼び、猫じゃないよね?
と一緒に確認し、その後インターネットで調べると
縞々の尻尾はアライグマではないか?
ということになった。
あぁ、そんなことを知ったけれども私はいったい
どうしていいかわからない。
そんな気持ちのまま近所の交番を訪ねる私。
『最近、このあたりでアライグマの情報なんて
聞きませんよね?』
私はそう聞くとおまわりさんは
「今日、どこかでハクビシンを
捕獲する情報はあるみたい。」
そのうちこの地域でも猿や猪も見るかもしれないね。