2011年7月25日月曜日

崩れたアリバイ

今日は大きな街のある組織へ

書類を届けに出かけよう・・。


普段、そういった書類は同封された封筒にヒョっと
入れてポィっとポストに入れておしまい、なわけ
なのですが、今日は25日・・今日までに提出すれば
今月の売上になるんだし、と思って・・
あ、別に大きな街ではサマーセールやってるかなー
とか思っていたりなんか・・してないって・・。

さっさと書類提出を終え、ビルから直接地下の繁華街に。

16時半・・

まだそんなにたくさんの人は歩いていない。
そこに30歳前後のノーネクタイのスーツ姿の男性が
携帯電話でしゃべっている近くを私は横切った。

男性は電話口で

『だから・・今・・名古屋だから今日は帰れないよ。』



そうそう・・。

ランチはきしめん♪

おやつは外郎♪

夜のご馳走ひつまぶし♪

ってここは

・・・・・・・・・名古屋じゃないじゃろー

思わず私はそうツッコミたくなり振り返ってしまって
その男性と目が合っちゃった。

ここの場所の地上にあるかの有名な闇の繁華街といわれる
あの場所で女性たちがチヤホヤサービスしてくれる『名古屋』って
店でも行くのかいな?という視線を送ったら男性はバツが
悪い表情をしている。

もっとマシなウソをつけ。

私が探偵の調査員だったらどうすんだ?