一人暮らしをしていたときのこと。
家に帰ると、まず一番にすること・・それは
テレビのスイッチONすることだった。
何より一番にテレビを見たいということではなく、
人の声が部屋に流れることで一人という空間を
埋めたかったというのが心理的にあったのでしょ。
一人が寂しいってことではないのだけど
とにかくテレビを一番につけるのだ。
一人で仕事を始めてから、ラジオをつけながら
仕事をしたこともある。
でも落ち着かなかったのですぐ止めた。
鼻につくDJの話や好みでもないラップ調の曲が
流れたりすると耳障りになってしまう。
また自分の好きなCDを流していても
ついついその曲の鼻歌がフフン~と出てしまい
仕事に身が入らない。
そこで最近PCに取り込んだ地デジチューナーの
スイッチをつけて、どうでもいい番組をBGMとして
流すことにしてみたら・・意外と落ち着いて
仕事がこなせるような気がしています。
そんな私ですが、どんなBGMにしても
落ち着かないときもある。
そんなときには
音が鳴るすべてのスイッチを消して無音にする。
すると外の車が通る音が・・
サイレンの音が・・
風の音が・・
人の声が・・
そしてこのまま今日は眠る。