今日は日曜日だというのに
大工さん2名、左官屋さん1名がおいでになった。
私は夕方、電車で一人出かけた。
そこはKY(空気、読めているじゃん~?)という
低価格を売りにしている大型スーパー。
押入れの下に敷くためのすのこと(私のじゃない)
古い写真やアルバムを入れるためのケースを買うために
きたのですが、それはすんなり購入し、すぐに
私はその近くの銭湯へと向かった。
その街は若者が住みたい、と人気らしいのだが
その銭湯は大通りから一本入ったところにあった。
昔のままの銭湯。
入り口で下足箱に靴を入れて、74番と書いた札を
取ってガラガラガラ~と引き戸を開けて脱衣所へ。
番台に誰もいないのか、と思ったら小さい
おばあがいた。
450円。
入浴料はそんな高いのか。
と思いながら、支払ってロッカーに荷物を入れて
そそっと浴室へと入る。
カラン~コロン~と響く音。
浴室には明らかに私よりもムッチリ系の人が一人。
私が入ったあとにすぐ出て行ったので私は一人。
貸切状態ではないですか。
浴槽温度計は46℃を指している。
体感的には42℃くらいか・・
まぁ熱いのは熱いから、誰もいないし・・と
水を入れながら肩まで入ってみる。
もし・・今、子供だったら・・泳ぐ・・
でも・・今、誰もいないんだから・・
泳ぐか?
と思っていたらガラガラ~という音がして
さっき番台に座っていた女性が・・浴室を
通り抜けて裏へと歩いていった。
結局泳ぐのは止め、湯に浸かったまま・・
体を温めて、風呂から上がった。
子供のころには脱衣所でみたコーヒー牛乳が
とてもおいしそうに見えたっけ。
絶対買ってくれなかったが・・今なら・・買えるぞ。
そう思ったけどその楽しみは帰ってからにしよう。
そして銭湯を出て、思った。
これから電車に30分乗るのに私ったらスッピンだ。
でもなんだかつるつるした気分で
それもいいかーと思って顔を上げて
スッピンのまんまで帰宅した。
帰ってきてもちろんコーヒー牛乳かといえば、
それはそうじゃなく、プシュッとかシュワーとかの音が
するわけです。
そう、大人なんだもん。
グビグビと飲みながら私は思った。
高いと思った入浴料、独り占めしたし、先日行った
日帰り入浴施設よりもずーっと安く済んだじゃん。
なんだかお得な気分な日曜日だったじゃんか。