2009年3月8日日曜日

NO.1 LIVE

昨日と打って変わって今日は肌寒い一日でした。

楽しみにしていた夜のコンサートから帰り、興奮が
冷めやらず・・ですので、ほろ苦い珈琲の香りを
味わいながら、そのことを書こうと思います。

昨年の夏・・広島以来のコンサートです。
今回の演奏者、私はかれこれ20年近いファンです。
私は音楽、本、映画でも一度そのアーティスト、その作品を
好きになると・・ずーっと好きなんだ、そういう人なんでしょ。
(意外と一途な面があるのよ、をアピールする場面)

ここ10年は旅美サンもファンとなったので、コンサートも
よく付き合ってもらっています・・今回もそう、一緒。

ここ数年その演奏者のコンサートはピアノ1台でしっとりした
内容が多かったのですが、今日は久しぶりのバンドメンバー
とのツアーです。私はワクワクな気持ちで会場に出向き、
それまでずーっと気にせず持っていたチケットをまじまじ見て、
私は初めてスゴイことに気がつき、唖然とした。

        座席 1列、25番

一列目って・・なんだ?旅美サンと二人・・
「あぁまたスピーカーとかある端っこのほうだよねぇ・・」
そんな会話をした後に、探した座席はなんと・・

    一番・・ど・まんなか~じゃないですかっ!!

手を伸ばせば舞台までは1mもなく、なんと近距離なこと。

意味のない趣味なコスプレの衣装の細部にわたるこだわり、
くだらないオヤジなダジャレ、バンド演奏が楽しくてたまらない表情、
あのしなやかなピアノを弾く手があんなにごっつい指だったなんて。
目を合わすことのも恥ずかしい距離だったので、思わず何度も
目を逸らしてしまいました。(いじらしさのアピール・・?)
そう、約1200人が入るコンサート会場の主役に一番近いのは
紛れもなく私と旅美サンでした。

ライブやコンサートのチケットを買うためにアルバイトをした10代。
そんな熱も醒めて、CDで十分だと思っていた20代。
そんな私が生ライブの楽しみを思い出した30代。
こんな日もめったにないだろう・・。
楽しかった・・。

         旅美サンもそうでしょ?

今夜は眠れそうにないかなぁ・・
いいえ、グッスリ・・眠れるでしょう。
私は今日という日にこんなに満足したんだもの。